派遣の「3年ルール」って? 株式会社リベルタ
2023.05.31
派遣というワークスタイルは、働く人の希望に合わせて仕事を選ぶことができる、自由度の高い働き方です。
正社員や契約社員の場合は、勤務先の企業と直接雇用契約を結びますが、派遣の場合はリベルタのような派遣会社と雇用契約を結びます。
ただし、派遣会社にスタッフ登録した段階では雇用契約は結ばれません。
派遣先企業が決定し、仕事が始まる時点で雇用契約が発生し、派遣期間の終了とともに契約も終了します。
一般的に派遣の仕事は、3ヶ月ごとに契約を更新します。
では契約更新を繰り返せばずっと働き続けることができるのかといえば…
そうではありません。
派遣社員には「同じ事業所の同じ部署について同じ派遣社員の派遣を受けることができるのは最大で3年まで」という期間制限があります。
これがいわゆる「派遣の3年ルール」です。
目次CONTENT
- 【派遣として3年を超えて働くには?】
- (1)派遣先と直接雇用契約を結ぶ
- (2)派遣先の別の部署で働く
- (3)別の派遣先企業を紹介してもらう
【派遣として3年を超えて働くには?】
基本的には3年の期限制限を超えて同じ仕事を継続することはできません。
そのまま派遣社員として働き続けるためには、いくつかの選択肢があります。
(1)派遣先と直接雇用契約を結ぶ
派遣先企業と本人の合意があれば、派遣先でそのまま直接雇用に切り替えることができます。
以降は派遣社員ではなく、社員として同じ職場で働くことになります。
派遣先の人間関係や社風になじんで「このままここで働きたい」と考えるようになった人や、もともと「将来的に社員になりたい」と考えていた人にとっては、ハッピーな転機となるのではないでしょうか。
(2)派遣先の別の部署で働く
一人の派遣社員が派遣先企業の「同じ部署」で勤務できる期間は3年が上限ですが、その後も「異なる部署(課単位)」であれば勤務することができます。
そのため、派遣のニーズがあれば部署を変えて同じ派遣先で働くという選択も可能です。
仕事内容は変わりますが、いろんな業務を経験してスキルアップしたい人にとってはチャンスです。ただし、3年ルールのカウントは再び始まります。
(3)別の派遣先企業を紹介してもらう
事前に派遣会社の担当者に相談し、次の派遣先を決めておけば、3年が経過した後もブランクなく働き続けることができます。
派遣社員の立場をキープしながらキャリアを積んでいきたい人は、こちらを選ぶことが多いでしょう。
いかがでしょうか。
派遣期間は3年までと聞くと、なんとなくネガティブに捉えてしまうかもしれませんが、実は3年ルールは派遣で働く人の雇用の安定やキャリアアップを促し、よりよい働き方を実現するためのルールなのです。
働き方は多様化しています。自分の雇用契約条件や契約期間について理解し、主体的にキャリアを決定していくことが大切です。リベルタがサポートします!
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